sat.21.Nov.1998 (H10)

12時35分、関西国際空港・国際線ターミナル4F中央団体受付ホリデイツアー専用カウンター(25〜30番)前に集合。集合場所に着くまでに、ひと騒動勃発していた。それでも、ひとまずは集合できた。旅行に申込した参加者は我等同行の4人のみ。

ノースウエスト航空NW070便(16時35分発)にて出国。全席禁煙となっている。11時間15分くらいのフライトでデトロイトに到着。到着の約1時間半前、眼下に大きな五大湖の一つが見えた。海かと見違える程大きい。眼下に見える湖をスチュワーデスに尋ねたところ、彼女は『おそらくミシガン湖。』と答えた。デトロイト空港では、乗り換え時間に2時間半あった。その間、関西国際空港より広い敷地のデトロイト空港の中を散策。ここでは、飛行機にもバックミラーが要るのではないかと思う程、離着陸の飛行機が渋滞している。それは着陸してくる飛行機がまるで連凧のように見える光景に思えた。空港のターミナル内は禁煙なのでわれわれは一度外に出る。デトロイトからは同じNW070便(現地時間17時00分発)で最初の目的地であるニューヨークへと向かう。約1時間40分のフライトで、マンハッタンの夜景の広がるニューヨーク/ラ・ガーディア空港に着いた。イーストコーストの夜景も綺麗だったが、着陸前の眼下に広がるニューヨークの夜景の方が印象的で美しい。宿泊するホテルは『ホテル インターコンチネンタル・ニューヨーク』である。そのホテルへは、現地係員に普通車で送ってもらう。マンハッタン島に渡るのに2階建てのクイーンズボローブリッジの上を通ってくれたので、マンハッタンの綺麗な夜景を見ることが出来た。平日は車が多く、橋の上は大渋滞するところらしい。予定をたてるには注意が必要。泊まるホテルはミッドタウン北部のニューヨーク日本総領事館の隣に位置する『インターコンチネンタルニューヨーク』。チェックインを済ませた後、われわれは夕食に出た。中華料理店に入った。配られたメニューを見てもさっぱり料理が分からない。中国語で書かれた品目の下に英語でもメニューが書かれているが、それもいまいち分からない。わたしが注文したかっったのは八宝菜だが、言葉で品目を伝える事ができなかった。そのため、メニューに書かれた品目を指差して注文する始末だ。しかもどんな料理なのか分からないまま注文するしかない。他のテーブルを見ると色々と料理が並んでおり、まともに注文出来れば思う物が食べられたのに、と思った。料理は出て来てからのお楽しみ状態だった。明日の朝食は、ホテルの斜向いにあったコンビニで買い込みした。ニューヨークに滞在中は、このコンビニを頻繁に使った。

ホテル・インターコンチネンタル・ニューヨーク


sun.22.Nov.

午前中にオプションの半日市内観光。参加者は8人。ミニバンのような車で市内を走ってもらった。5番街・ロックフェラーセンター、タイムズスクエア、エンパイアー・ステート・ビル、世界貿易センタービル、メトロポリタン美術館、バッテリー公園、サウス・ストリート・シーポート、国連本部、を半日でせわしく連れて回ってもらった。当然、各建物の見物は車内から見るだけ、ないしは写真を撮る時間だけの短い停車にとどまる。午後は、ショッピングに行く。先ずは、ナイキタウンへ行った。店は5階建てで(だったと思う)、館内に総吹き抜けのスペースが設けられている。そこに大きなスクリーンがあり、マイケル・ジョーダン等のイメージ映像が約30分毎に流れていた。タイガー・ウッズ売り場も設けられている。ナイキタウンの周りはティファニー、エルメス、シャネル、ルイ・ヴィトン、S・フェラガモ...ブランド品店が軒を並べる。しかし、日曜日は休みのお店が多いらしい。


mon.23.nov.

今日でニューヨーク滞在は終わり。それぞれのメンバーはやり残している事がそれぞれにある。そのため各々で別行動となった。と言っても午前中は一緒に行動した。まず、ティファニーへ。ここは5〜6階建だった。店に入るといきなり高価な品々が陳列してある。値札は0が多く並び過ぎていてとても私には手がでない。上の方に上がって行くと70ドル前後からのネックレス等があった。これで、わたしは前もって指定されていた土産を買うことが出来た。マンハッタンの夜景を観に行く為に、ホテルのロビーに16時に集合することにした。その後、15時頃にわたしはメンバー達と別れて独りホテルへ帰った。部屋に入りベットに寝転ぶとそのまま寝入ってしまった。起こされると18時半を過ぎている。皆に冷かされながら自由の女神に向けて遅くなったが出発した。ホテルを出て地下鉄に乗り、ウォール・ストリート駅で下車。昨日火事で通れなかったウォール・ストリートを歩き抜ける。目当ての証券取引所はどれがそうだか分からなかった。海沿いに出てからタクシーに乗って、フェリー乗り場へ行った。私達が乗船したのはリバティ島行きのフェリーではなく、スュテッタン島行きのフェリーである。このフェリーは地元の通勤通学客が使用している。このフェリー乗り場はリバティ島行きのフェリー乗り場の近くにある。昨日、市内観光で案内してくれた現地係員がこのフェリーに乗る事を薦めてくれたのである。彼によると、『島に渡った後で折り返す帰りの船から左側に自由の女神が見える頃、甲板に出なさい。そうすると摩天楼が圧巻です。すばらしい光景を見る事が来ます。目の前に摩天楼がせまって来ます』、と言うものだった。私は、言い付けを守らず、初めから甲板に出ていた。夜風が冷たかったけど、摩天楼は綺麗でした。時間的にもっと早い頃であれば(夕闇の始まる頃)それはもっと綺麗だった事だろうと言うと、誰のせいだと言い返されたのは言うまでもない。夕食は『オフィシャル・オールスター・カフェ』でとった。劇場の建物にあるので見つけづらかったが、店内は思った以上に広く、モニターがたくさん設置されていて活気に溢れている。出されるメニューの品々もボリューム満点。


tue.24.nov.

一日中移動にかかった日。ニューヨークを発つ日になってはじめて、ホテルのロビーにコーヒーが用意されていることに気がついた。これはインスタントコーヒーではないらしく、味も香りも良い。午前9時30分発のノースウエストNW69便でデトロイトへ向かう。ここでNW933便に乗り換えた。トランジットに約1時間の時間があった。ここの空港では、現地添乗員が乗り換えを案内するように予定表には書かれてあったが、しかし、空港内には誰も来ていない。こんなことってありか?と文句を言っている時間はない。乗り継ぎする飛行機のデッキに急いで移動した。デトロイト空港は立ち寄ったばかりだったので、案内人が来ていなくても飛行機の乗り継ぎはできた。しかし、それでも前述のように大きな空港なので時間はギリギリで飛び乗るような形だった。デトロイトからロサンゼルスを経由しホノルルへ。LAでも、2時間くらい時間があったので空港内を散策した。ここも、大きな空港だった。アメリカは広大である。ホノルルに着いた時は、すでに日は暮れて暗くなっていた。時刻は午後7時半になっていた。ターミナルの出口では、アロハシャツに半ズボン姿で、ハワイ名物のレイを首にかけて歓迎をしているパーティーがいた。その様子を見ながら、わたしたちはコートを着たままの姿で通り過ぎた。とにかく暑い。聞くところによると、このところ、寒い日が続いていて、今日も地元の人にしてみれば寒いと感じるようだ。パシフィックビーチホテル泊。オーシャンフロントの部屋ではなかったが、オーシャンビューで部屋から海を望む事ができる。満足。


wed.25.nov.

食は、近くのファーストフード店に入ってハンバーガーを食べた。注文したのはエッグマフィンのようなもの。味はどうだろうかと思って一口食べると、これがうまい。これならハンバーガーばかり食べても良いと思った。さて、ゴザを買った後、目の前に広がるビーチに繰り出た。ゴロッと寝転んで日光浴をした。さすがに紫外線が強いのでタオルを掛けて皮膚を隠す。贅沢に時間を過ごした後は、ビールを買いホテルにある屋外プールのサイドに場所を移し、チェアに寝転んだ。これまた、観光もせずゴロゴロしていた。こんなことをして一日過ごした。観光客で溢れている道にはストリートパフォーマーも出ていて、なんともにぎやかである。この賑わいは夜になっても続いている。夜の波止場からの夜景がまた奇麗だった。

 

 


thu.26.nov.

買い物に充てた一日。

 


fri.27.nov.

午前5時15分、ラゲージアウト。前日に荷造りをして部屋の入り口に置いておく。集合は2軒ほど隣のホテル(名前を思い出せない)のANAカウンターに、午前7時15分。そこからバスで空港へ移動。チェックイン前に先ず荷物検査でSAMSONITEケースを開けさせられた。空港のチェックが厳しいらしく、全員荷物は開けさせられた。午前9時50分ホノルル発のノースウエストNW79便で帰国。約8時間のフライトで成田空港に午後1時50分頃(日本時間)着いた。