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2005年3月23日(水)
起床5:50a.m.6時半過ぎに朝食を済ませホテルのプールサイドで何枚か写真を撮った。地中海に面しているのでほんの少しアブナワス ディアル エル アンダルースのプール足を伸ばすと地中海沿岸に出るが、腰が痛かったので沿岸迄歩いて出るのは諦めた。Kさんは歩いて出て行っていた。それを見ていてうらやましかったが、集合時間に遅れては困るのでわたしはゆっくりと集合場所のロビーへと向かった。
ホテル出発は15分遅れて午前8時発。先ず向かった先はグランド・モスク。バスはファルハット・ハシェド広場に横付けされた。スース新市街の中心である。広場には大きなショッピングセンターがあり、買い物時間を合わせて約1時間弱あてられた。グランド・モスクでガイドの説明を聞いた後は広場の周りで行き交う人々のスナップを撮っていた。その後カルタゴに向かう事になるのだが、途中、陶器の街ナブールの土産物屋に立ち寄る。大きな陶器の花瓶に植えられたような演出をしたロータリーもあり、わざわざロータリーの近くにバスを止めてくれたので記念に撮っておいた。バスの運転手が結構速くバスを走らせてくれたからかどうかは知らないが、カルタゴに着く時間に余裕ができたので昼食をとったハマメットで、ツアーの行程には載っていないが、フリータイムが出来てカスバ(要塞)を見学。城壁をくぐると中庭には大砲が置かれていて、メジナを守っていた頃を偲ばせる。城壁の上に登れば青い地中海が広がり眺めが良い。ガイドブックに由れば家々の白い壁が夕日に染まり奇麗だと書かれている。昼食を済ませて午後1時過ぎ、ハマメットを後にた。
順調に高速道路をカルタゴに向けて走っていた。予定よりも早くカルタゴに着くはずだったが、ここでトラブル発生。15:50p,m, バスのファンベルトが切れたのだ。予備のベルトは持っている様子。初めのうちはいろいろあるさと暢気にしていたが、どうも様子がおかしい。工具がないらしく高速道路で立ち往生。たまたま通りがかった同じ会社の回送中だったマイクロバスで移動再開となった。ロスタイムは30分位。
カルタゴに着き最初に回ったところは軍港跡。続いてトフェの墓地。ここでマイクロバスから大型の観光バスに乗り換えた。格安ツアーだからバスが古いものを配車されたと認識させられるほどの新しくて奇麗なバス。このとき時間は午後3時半。続いてアントニウスの共同浴場跡へ。ここではカメラを向けてはいけない方向がある。近くに大統領官邸がありチュニジアの国旗がなびいている。官邸の建物が見えるところには警備員が目を光らせている。問題を起こす気はないのでその方向にカメラは向けなかったが、撮ったら即連行されるのかな?その後、ビュルサの丘にあるカルタゴ博物館に。しかし、敷地の門は入れたが肝心の博物館の門に着いたのは午後5時前でタイムアウト。ガイドブックにはこの時期の開館時間は午後5時半迄となっているのに変更されたのだろうか、入れてはもらえなかった。
さて、このツアーでわたしが一番楽しみにしていたシディ・ブ・サイド、着いたのは午後5時15分で天候は曇り。晴れていてほしかったけど、雨でない分良しとしよう。ここでの時間は40分くらいだったが、カフェ・デ・ナットでミントティーを飲むのに半分くらいの時間を取られたので散策があまり出来なかった。一番期待していた事が出来なかったのは悔しい思いがする。
今日泊まる宿はグレードアップしてツアーの申し込みをしていたので、シェラトン・チュニス。小高い丘の上にある高級ホテルだが、繁華街からは遠い。グレードアップしていなければ、首都チュニスの繁華街に建つエル・ハナ・インターナショナル。夜の街を散策するにはエル・ハナの方が良かったかも知れない。

シェラトン・チュニス泊

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