12月 7日 12月10日
マルペンサ空港からフィレンツェへ空路移動。搭乗したのは小型ジェット機、所要時間は約1時間でフィレンツェのペレトーラ空港に着陸したのが午前11時半頃。荷物を引き取り列車で市内迄移動しようと駅を探したが、それらしいものは無い。時折ずっと停まっているバスの運転手がこちらを見て、乗らないのか?といった表情を見せる。しかし、列車で移動するつもりだから、気にとめない振りをしていた。で、空港内に立ち返って聞いて見ると、市内迄は、バスで移動しろと言う事らしい。バスが動き始める直前に飛び乗った。そう、さっきからこちらを見ていたのは市内と空港を結ぶ直行バスの運転手だったのだ。バスは市内のサンタ・マリア・ノヴェラ駅前のバスターミナル迄を約20分で走り、料金は8,000リラ。
今日泊まるホテルはこの駅の近くにあるロンドラで、昼の12時半に着いた。ここは同行者がインターネットで予約したホテルだ。ネットで予約すると代理店で国内から予約するよりも安く泊れるので、わざわざ一度予約をキャンセルしてとりなおしたもの。海外のホテルをネットで予約するのは初めての経験だったので不安があったが無事に泊れて、料金も重ねて取られる事は無かった。部屋に荷物を置いて早速出かけた。先ずは駅近くで見つけていたファーストフードのような店に入り、パスタを食べた。4,000〜5,000リラだったのでそう期待もせずに一口。と、驚いた事に作り置のパスタが滅茶苦茶美味しいのである。パスタの本場はちがうなぁ、と妙に納得。
昼食後観光開始。サンタ・マリア・ノヴェラ教会を通り過ぎ、『花の聖母教会』とも呼ばれるドーモへ。大きい。17ミリの超広角でヴェッキオ橋の上にても全体は入り切らない。中も広くて綺麗だ。そこを出た後、ポンテ・ヴェッキオへ。橋に差しかかった時には午後4時。今日も良く歩いている。ミラノ程じゃ無いけれど、フィレンツェも石畳の多い街だ。その後、アルノ川の対岸の道を東進し、そのまま直進すればミケランジェロの広場に行けるが、グラツィエ橋を渡って帰った。途中、通りに設置された電話から旅行情報雑誌に書いてあるアウトレットの現地申込先に電話をして明日の予約をしていたので、わたしも便乗する事にした。今日は、バスターミナルから少し入ったところにスーパーを見つけ、そこで生ハムとワインとパンを買ってホテルに持ち帰った。そのスーパーの前にインターネット・カフェが2店並んであったのをチェックした。

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