朝７時５０分、小雨の降る中、ホテルを出てサムソナイトを転がしてテルミニ駅に向かう。空港線は構内の端なのでちょっと早めに行動開始。駅の構内に入ってすぐの所で、移動中にサムソナイトのキャスターのウレタン？部分が裂けて外れた。とても転がしにくい。壊れたのが最終段階で良かった。とりあえず、それを拾ってポケットに入れ空港線に向かった。午前８時２１分テルミニ発の列車に乗り込んだ。空港に着いたのは午前９時前。同行者はターミナルＣで免税手続きを行った。わたしはその間ターミナルＢとの分岐点でサムソナイトを椅子にして座って待っていた。フィウミチーノ空港午前11:35 発のZ1026 は出発時刻が遅れて、搭乗開始は12:10から始まった。ミラノでのトランジットが気になるがどうしようもない。離陸は約１時間遅れたので、午後２時前にミラノに着いた。空港到着後トランジットカウンターに急いで行って下さいとアナウンスが流れる。こんな時とても不安だ。無事に日本に帰れるのか？聞くと急いでゲートへ行きなさいって言うでは無いか。それだけならカウンターに行かせなくてもいいのにと思いながら、14:40発 AZ794に搭乗する為空港の中を急いで移動。本当ならマルペンサで免税店を見て歩こうと思っていたのにそれどころじゃない。搭乗ゲートに急ぎ足で向かった。ところが14:40発のAZ794も遅れて搭乗ゲートが開いたのは午後２時半。ゲートで身動き出来ずにただ待っているしか無かった。こうしてなんとか帰国便に搭乗した。離陸後水平飛行に入って暫くしてステュワーデスに足の悪い客とシートを替わってあげて下さいませんか？と言われ仕方ない、渋々替わった。その後、暫く観察して見たところそんな悪そうでも無いのに、、、。せっかくローマを出る時にわざわざトランジット便のシートも良いところを前もって取っていたのに水の泡。まぁ、良い事をしたんだと思う事にした。帰国便ではシートで横になる事が出来なかった。週末便だからか乗客が多かった。