12月 7日 12月 8日
朝食をホテルで済ませた後、今日は先ず、サンタ・マリア・デラサンタ・マリア・デラ・グラツイェ教会・グラツイェ教会へ歩いて向かった。レオナルド・ダ・ビンチ作『最期の晩餐』がお目当てだった。本によると予約制が導入されたと書かれてあった。気にはなったが並べば入れるだろうと甘い考えを持っていた。教会に着いたのは午前11時。甘い考えは、教会の受付で見事打ち砕かれた。なんと一週間先までチケットは売り切れて無いのである。ここまで来て門前払いを受けた。もっと緻密な準備が要ると言う事だ。ツアーじゃないからこれは思わぬハプニングだ。仕方ない、入場を断念した。
気を取り直してドーモへ歩いて行った。朝からずっと石畳の上を歩いていると足が痛い。普段石畳のドーモ/ミラノ上をこんなに歩き回る事が無いのドーモ内部/ミラノで、底の厚めの靴が良いかも知れない。ミラノのドーモはゴシック式の巨大な聖堂だ。近寄り過ぎると17ミリの超広角レンズでも入り切らない程だ。よくまぁ、こんな巨大なもの造ったものだ。中に入っても当然広い。ステンドグラスも立派なものがある。その後、ドーモの屋上へ向かった。教会の中はフリーパスだが、屋上へは入場料が要る。階段が7,000リラ、エレベーターが10,000リラだった。ちょっと倹約して階段で上ドーモ屋上/ミラノる。階段は狭く対向する人を交わすのには、注意しないと肩が触れる。足もガクガク、膝が笑う。しかし屋根まで上るとそこは広くて眺めが良い。良いと言ってもタワーに上るような感じじゃ無いんだが、まあ良い。
下に降りると急に人が増えて歩くのに大変。土曜日だからか?その後、疲れた足腰を休める事を兼ねて昼食。地元の人は、単にガレリアと呼んでいるアーケードのガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世の中にあった店に入った。午後2時、遅めの昼食をとった。まだ、ガレリアの中も人で溢れている、通勤ラッシュなみだ。いつもこうなのかな?この日あるスーパーに入った。その店で生ハムを売っていたお兄さんに試食を勧められ食べてみた。なんとその生ハムの美味しい事。思わず買ってしまった。で、ワインも買いホテルに持ち帰った。これがそもそもの原因でこれから先、夕食はホテルの部屋で買って帰ったものを食べるようになってしまった。しかし、わたしは食べる事なく、この日はホテルに帰って暫くして夕方の6時頃から熟睡してしまった。

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